心をケアする アートセラピー講座①

 アートセラピー講座に参加して来ました。

"アートとは、目に見えない心の世界を、目に見えるかたちにして現実世界にあらわすもの。アートセラピーは、アートの「心をかたちにする力」を利用して、自分の心を回復させたり、成長させたりすることを目的としたセラピー技法"

今回は「描画解釈」「プロセス アートセラピー」「アートカウンセリング」を学びました。


[描画解釈]

実習①
「今の気分を、色と線、形で描いてみましょう」
用意するものは、スケッチブックとクレヨン

 ウォーミングアップとなる一枚。初めて行く場所と、受ける講座に、不安や緊張。同時にわくわくした気持ち、仲間がいる安堵感を表してみました。

実習②
「怒りの感情を、色や形で表現してみましょう」
「喜びの感情を表してみましょう」

 だいたい皆、同じような形、色になるそう。

表現する過程が大事なので、完成が目的ではないのが[プロセス アートセラピー]

 そして、樹木を描くバウムテスト、コラージュ、スクリブル(線描)などの、描画テストの中から、

実習③「風景構成法」

〈これから、風景に関する10個のモチーフを伝え、一つ一つ画用紙に描き込み、全体で一つの風景となるようにして下さい。〉

1:川  2:山  3:田、畑  4:道  5:家  6:木 
7:人物  8:花  9:動物  10:石や岩

 もう1つ目の川でパニックでしたわ(笑)
どの位置に描くかで迷うし、2つ目に何が出てくるのか分からない状態ですからね。

サインペンで描いて、クーピーで色付けます。描き終えたら、絵の印象や自己分析をして、描いた10個の風景の意味を確認して行きます。

風景の意味はまた後で。←コラ!
この描画法に興味持った方は、実際にやってみて、私が解説するまで、モヤモヤしてて欲しいです(笑)

何人かのグループで、描いたものを発表して行くと、言われてみないと分からなかった部分も出たりして、気付きにもなるのが[アートカウンセリング]

批判、評価はしないことがルール。

背景が夕焼けのグラデーションだったり、川が二またに別れたり、人物に物語性を感じたり、参加した皆さま全員アーティストでした😌💓


 "クライアントの心に寄り添うのがセラピストの仕事。自己分析で自分の心を知ることが大事なのです。"

最後の絵が意外と大変で、色々疲れたけれど、いい勉強になりました。奥が深い世界だと思います。後二回、楽しみにしています。

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一桜里(いおり)

気の向くままイラストを描いたり、思いついたものを書き綴っています。大人になってから楽器を始めた、フルート初心者です。